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| 山下太郎の都議会レポートVol.9 |
東久留米・清瀬の未来のために 東久留米市・清瀬市を含む北多摩北部地域の一番の課題は、義務教育施設、公共下水道、保健所、病院・診療所、道路、図書館、図書館・市民集会施設、国民健康保険料、保育料の八課題についての三多摩と区部との格差、いわゆる三多摩格差の解消にあります。たとえば、人口10万人当たりの医療施設が三多摩69カ所に対して、区部は109カ所、また、道幅も区部に比べ2m以上狭いのが現状です。さらに都市基盤整備が多摩平均の50%に対してこの地域は28%しか進んでいないといった多摩内格差も存在します。これまでにも、この格差を解消すべく様々な努力はされてきたのですが、事態は遅々として進展しません。なぜでしょうか? 財政難のため予算がないということも理由のひとつですが、私は東京都がこの地域を今後どのように振興していくべきかというビジョン(将来像)を持っていないことが主な原因だと考えています。区部や他の多摩地域では都立大学の新しい技術を地元産業に活かして経済の活性化を目指すといったものや、森林を守りながら観光地を地図でつなぎドイツのロマンチック街道のように観光客を誘致しようとする試みなど、具体的な将来像をたてています。しかし、この地域ではそれがないのです。 私は、東京都が東久留米市や清瀬市の方に目を向けていない、というこの現状に対し非常に強い憤りを感じました。都議会定例会において「東京都が、広域自治体として行わなければならないことは、都内各地域にしっかりとしたビジョンを持ち、それぞれの地域住民・自治体と協力し目指す将来像に向けて活性化させていくことであるのに、東久留米市や清瀬市に対してのビジョンがないのは大変大きな問題である」と指摘し、東京都として初めて「地域と連携しながら主体的にビジョンを示す」という答弁を引き出しました。 〜夢を育むまちづくりを〜 東京都がやっと重い腰をあげたのですから、この地域に住む私たちが「自分の住むまちの将来は自分たちで決める」ことができるよう東久留米市、清瀬市とも連携し市民参加で北多摩の未来を見据えたビジョンをつくっていかなければなりません。 この地域には、高名な絵本作家の方がお住まいですし、不世出の高名な漫画家の生家があります。こういった方々のすばらしく、夢のある作品を目にしている方もたくさんいらっしゃるでしょうし、その作品の中に夢や希望を見いだして成長してきた方たちもいらっしゃると思います。作品の舞台としてこの地域が取り上げられているものもあります。そんな夢を育んできた文化資源を活かし、そして、都内有数の自然を生かし、美しく夢のあふれるこのまちの将来図をともに描こうではありませんか。 そして、誰もが住みやすい住環境を整え、住み続けたい、住んでいることを誇りに思える東久留米・清瀬をつくるため全力を尽くします。 |
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